子供の頃から、日常の風景や暮らしに興味があった。
この本はたぶん20歳くらいの時に買った物。
暮しの手帖社から出ている本だ。
初めてみたときは、すごくすごくときめいた。
いろんな暮らしのヒントが書かれていて、時々ページを開いてはふむふむとうなずいて実践したりしていた。
読むと幸せを感じる本だった。
それを今日久しぶりに読んだ。
全然ときめくことができなかった。
すこし残念に思った。
あの時はあんなに憧れていて大好きだった、暮らしのこと。
今やあまり物を大切にすることが出来なくなった。こんまり先生のときめき片付けもノリノリでやっていたのに。(全部は完了しなかった)
家事も育児もインテリアも人付き合いも、すべて自信なし。
気にするのは世間体。自分のイメージ。
やだなあ、そんなの。疲れるなあ。きもいなあ。
友達にもらったお祝いの品の値段を調べて、同じくらいの値段のものをお祝いの品としてあげるとか。
親戚の方にもらったお祝いに対して、ネットで相応しそうなものをリサーチしまくってお返しするとか。
悪いことではないかもしれないけど、なんか自分の中でしっくりこない。
相手にあげたい!と思って渡すのとは違う形式的な感じがモヤモヤ。
相手にお金を使いたくないという訳ではないんだけど。
色々考えて、世間的にはこうした方がいいんじゃ?っていうものを選ぶことがすごく違和感。
最近そういうことばっか考えて疲れた。
ネットでみんなはどういう意見なのかとかかなり調べちゃう。
なんか違うんだよ、それって。
夫の友達にも人見知りして、意識しまくってへこむし。
夫の顔色伺いまくるし。
普通に、自分を開いて、素直に、
日々を。日々の暮らしを楽しみたい。